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島田小学校 |
2年生が国語科の学習で「あったらいいな こんなもの」という小単元で「話すこと聞くこと」について学びました。想像力を働かせて、身の回りの様子を振り返り自分にとってあったらよいと思うものを考え友達に伝えました。そして、相手にわかりやすく伝える方法を考えました。
2年生が考えたものは「水羽ちゃん」「ピン車」「ランドセルちゃん」「ぴんくしちゃん」です。自分自身で「できること」と「あったらいいなと思うわけ」を考えてイラストを描いてイメージを固めました。「ランドセルちゃん」は、勉強の答えを教えてくれるし、教科書を何冊入れても軽くなるそうです。
その後はペアになって質問し合い内容を深めました。「なぜそう思ったのか」「できることは何か」「形や色、大きな等」「その他に何かあるか」等を質問し合いました。互いに質問し合うことで自分の考えが整理され、明確になります。協働的に学ぶ良さの一つです。
4,5年生が八ヶ岳に向けて出発しました。校庭に集合しましたが、どの子も元気いっぱいで良い表情をしていました。バスレクを担当する子は、全員が集合すると出発式の前にレクの準備品を配布し、取り組みは始まりました。
担当者が前に立ち出発式を始めると、昨日の結団式同様きちんとした態度で行いました。いよいよ楽しみにしていた2日間が始まります。どのような冒険が子どもたちを待ち受けているのか楽しみです。
家族の皆さん、忙しい時間帯に子供たちを送ってくださり、ありがとうございました。
中休みに音楽室において、林間学校結団式を実施しました。本番が明日に迫り、子供たちの表情も嬉しそうです。しかし、結団式が始まると、表情も引き締まりました。
話を聞く姿勢も普段通りです。真剣な眼差しで話を聞いていました。担任から、
「校長先生、教頭先生が教室に入ってきたとき、挨拶ができた人はいるかな?」
と質問されると、数人の子が挙手しましたが、子供たちは少し困りました。
「いつも学校でできることを学校以外の場所でもできるように頑張りましょう。」
と励まされました。
私からはこれまでの準備期間、しっかり準備が進められたことを誉めました。学校生活の中でみんなで確認した約束を実行できたこと、八ヶ岳の活動を楽しむに事前学習にしっかり取り組んだこと等です。また、明日からの2日間ではいつもの学校生活以上に「友達と支え合うこと」が必要になるので頑張ってほしいことを伝えました。例えば、「冒険ハイクで困っている友達がいたらどのような行動をとるのか?」等です。子供たちの土産話を楽しみにしたいと思います。
3年生に体験入学生がきました。終業式の日まで一緒に学校生活を過ごします。お互いに1年ぶりの再会ですが、迎える3年生も「早く〇〇君と一緒にサッカーやりたいな。」と、ずっと心待ちにしていました。
朝、校長室からオンラインであいさつが終わると、早速男の子2名が校長室まで迎えに来てくれました。「久しぶり!」と話しながら、満面の笑みでした。少し緊張していた体験入学生も、その一言で笑顔になりました。
今日は七夕です。給食のメニューも七夕給食でした。1年ぶりの再会を果たすには、なによりの日です。子供たちの願いが叶った一日となりました。
2校時、5,6年生が音楽の授業で鑑賞を行いました。鑑賞の授業ですが、室内には一切音楽は流れていません。
本時の鑑賞する曲とめあてを確認した後、「では、始めてください。」と指示が出ると、子供たちは慣れた手つきで机の中からイヤホンを取り出し、タブレットに差し込みました。各々が楽曲を聞き、感じたことをワークシートに感想を書き込んでいきます。鑑賞の授業ですが、教室内はシーンと静まりかえったままです。子供たちは曲に意識を集中して真剣な表情で聞いています。また、どの子も鉛筆をよく動かし感想を書き込んでいきます。
タブレットで聞く良い点は、自分が気に入った部分を何度も繰り返し聞いて確認できることです。まだタブレットがない時代にはスピーカーから流れる曲を全員で聞きました。一人一人の感性は違うので好きな部分や捉える部分も違います。「先生、今のところをもう一回聞かせて!」と言われたことを思い出しました。
各自の鑑賞が一区切りすると、今度は意見や感想の交流が始まりました。すっと席を立ち上がり互いの意見を交換しました。交換してなるほどと思う部分があると、自身のワークシートにメモもしました。交流してる子もいれば、まだまだ一人でじっくり聞いている子もいました。
学校では「主体的・対話的で深い学び」を実現するために、ICT機器を活用しながら「個別最適な学び」と「協働的な学び」に取り組んでいます。今日の5,6年生の姿は、その学びを実現しています。子供たちにとってもチャレンジですが、職員にとってもチャレンジを繰り返す毎日です。
今の時期は男女問わず日傘をさして光景を目にする機会が増えました。今朝、初めて日傘をさして子どもたちを迎えに行きました。想像していた以上に快適でした。日傘をさす、ささない条件を比較すると、その違いに驚きました。
さて、太陽の日差しを遮りながら、改めて熱中症予防について考えました。重症化を防ぐためには、次の5つが有効だそうです。
1. こまめな水分補給
喉が渇く前に水分を摂ることが最も重要である。汗によって失われる水分と塩分を補給するため、水やお茶だけでなく、スポーツドリンクや経口補水液なども活用する。
2. 塩分補給
水分だけでなく、汗と共に失われる塩分も補給する必要がある。朝に味噌汁を飲む、塩飴や梅干しなども効果的である。ただし、塩分の摂りすぎにも注意し、バランスよく補給する。
3. 涼しい環境で過ごす
日中の暑い時間帯は、できるだけエアコンの効いた室内や、風通しの良い日陰で過ごす。外出する場合は、帽子や日傘を活用し、直射日光を避ける工夫が必要である。
4. 適切な服装
吸湿性や速乾性に優れた素材の衣服を選び、体温の上昇を抑える。風通しの良い服装がおすすめで、黒っぽい服は熱を吸収しやすいため、白っぽい服や淡い色の服を選ぶと良い。
5. 体調管理と休息
十分な睡眠をとり、規則正しい生活を送ることで、熱中症になりにくい体を作ることが大切。疲労が蓄積していると熱中症のリスクが高まるため、無理のない範囲で活動し、適度な休息をとるように心がける。体調に異変を感じた場合は、無理をせず医療機関を受診することも重要。
もうすぐ夏休みを迎えます。子どもたちとも夏休みを健康に過ごすために熱中症対策を再確認します。
ロングの時間に「なかよしの日」を実施しました。今日は「風船リレー」を行いました。内容は今回も児童会役員の児童が相談して決めました。相談する中で、
「みんなが協力してできるゲームがいいね。」
等と話していたようで、この種目に決めたようです。
当日の運営も上手になりました。司会進行、競技内容及びルール説明等です。同時に、縦割り班のリーダーを務める6年生、5年生のリーダーも指示の出し方や列の並ばせ方、低学年への説明も上手になりました。成長した姿は、きっと秋季大運動会でも披露できると思います。
ゲームの様子を見ていると、仲間からも「がんばれ!」という応援する声が聞こえてきます。その声が聞こえると子どもたちは笑顔になります。応援が力を与えているからでしょう。特に、担任している子や、担当する縦割り班を応援する職員の応援は熱いです。愛情があふれています。
今日は市立図書館から2名の方が来校し、1,2年生に読み聞かせをしてくださいました。今年度になって3回目の取り組みになります。子どもたちも毎回楽しみにしています。
紹介した図書は「まほうのでんしレンジ」と、大型絵本「どうぶつ しんたいそくてい」です。「まほうのでんしレンジ」では歌を交えて読み聞かせる場面があり、オムライス、ラーメンと食品が登場するたびに職員の方と同じように子どもたちも身振り手振りを交えながら歌い、内容に入り込んでいきました。
「腹ぺこ りんりん!」から「食べたいな チン!」という流れで歌いました。ビックリパフェが登場したときには、「わー!」という歓声も起きました。
読み聞かせが始まる前には、図書の返却を行います。1年生が借りた本を座って読んでいると友達が集まり一冊の本をのぞき込んでいました。ふいに、
「ねえ、うっかりって何?」
という声が聞こえました。その声に反応する声は上がりませんでしたが、読書を通して友達と関わりながら、読み聞かせを聞きながら、国語科で授業を学びながら子どもたちは言葉を習得していくことを感じました。
5年教室の壁に子どもたちが考えた学年目標が掲示してあります。自分たちの生活を振り返ってキーワードを書き出し、内容を全員で考えたそうです。そして、その内容に関わるイラストを一人一人が描いて目標の周りに貼りました。まさに、「自分(たち)で決めて行動する」を実践しています。
その他にも次のコーナーが目に止まりました。
「いっぱい 失敗コーナー」です。私たちが生活を送る上で「失敗」はつきものです。人生百年時代と言われる中で失敗しないまま終えることは不可能でしょう。例え失敗したとしても繰り返さないように気をつければよいのです。5年生は自分自身や身の回りで起きた失敗、反省を次に活かそうと取り組みを始めました。
6月27日(金)、上野原市文化ホールにおいて「北都留地域教育推進連絡協議会 教育講演会」の中で、『子どもの「自己肯定感」をどう高めていくか』というテーマで講演会を聞きました。講師の
「子どもたちのありのままを受け入れ、結果ではなくプロセスを誉めることで自己肯定感は向上します。周りの人に「認められる」感覚が心を育成していくのです。」
という言葉が印象に残りました。結果を残すことで周りの評価を得るすることも大事なことですが、これから心身ともに成長を続ける子どもたちにとって、近くにいる大人が十分にプロセスを誉めてあげたいものです。島田小学校は「失敗」を大切にできる学校にしたいです。
「校長先生見て、1年生の朝顔が咲いたよ。」
今朝、2年生が嬉しそうな表情で教えてくれました。見ると、紫の花が咲いていました。2年生のプチトマトも順調に育っています。2年生も毎朝大きさや色を確認して収穫できることを楽しみにしています。
1年教室の前には、生活科で飼育を始めたクワガタ、カブトムシ、ダンゴムシのカゴが並んでいます。活発に動く虫たちが夏の到来を感じさせます。
1学期もあと15日間です。しっかりまとめをして、子どもたちが楽しみにしている夏休みを迎えたいです。
「日本の水は本当に安全なんですよ。だから、たくさん飲んでくださいね。」
午前中、4年生が浄水場の見学に行き、説明してくださった方が伝えてくれた言葉です。世界の国と地域で日本と同じような仕組みで、蛇口からでる水が安心して飲めるのは9カ国だそうです。子どもたちからも、「え~!」という感嘆の声とともに、
「アメリカやカナダも飲めないの?」
という言葉が漏れたほどです。
また、「もし送水ポンプが切れたら真上に90mも高くあがるぐらいの力で水を送っています。」
という事実にも驚きました。
施設見学をしながら、令和6年度に上野原浄水場で扱った水の量(160万㎥)、棡原にある取水口から水を取り入れ、浄水場設備で水がきれいになるまでの仕組み、水をきれいにするために投入する薬剤を使った実験、川の汚れをチェックする方法の一つとして金魚を扱っていることも学びました。
金魚がなぜいるのか問われると、
「かわいいから?」
「死んでしまったら、川が汚れたってこと?」
と反応した4年生です。 見学の最後には事前に準備していた多くの質問をして学びを深めました。
毎日当たり前に使っている水に多くの知恵と工夫が注がれて自分たちの手元に届くことを知ることができました。
「廊下から犯人(役)の声が聞こえてきて声を出さないようにした。」
「緊張したし、少し怖かった。」
「訓練とわかっていたけど、やってるときドキドキした。」
「5,6年生の教室前スペースで犯人と先生たちのやりとりする声が聞こえてきて、静かにすることが大切だと思った。」
訓練が終了し、音楽室で全校が集まって振り返りをした時、子どもたちが警察の方に伝えた感想です。
子どもたちは警察の方が驚くほど、担任の話をしっかり聞き教室内で静かに対応できました。私は実際に刺股をもって犯人と対峙していたのですが、2階の教室から子どもたちの声は聞こえてきませんでした。犯人が侵入して駆けつけた警察官が取り抑えるまで約6分間の出来事でしたが、時間の経過が遅く長く感じました。
子どもたちが帰宅した後、職員も警察の方を交えて振り返りを行いました。
「非常事態を感じたら迷わず警察に連絡してください。」
「現場において、どのように情報共有を図るのかが課題です。」
「刺股は犯人を取り抑える道具ではなく、距離を確保するための道具だと考えてください。」
等々の助言を頂きました。訓練とはいえ犯人役の警察官の方と対峙すると非常に緊張しました。相手が本気で向かってきたらと想像すると恐ろしくなりました。それでも子どもたち、職員の安全を守るためには大変貴重な体験をすることができました。昨日、メールにおいて連絡させていただきましたが、ご家庭でも万が一事件が起きた場合にはどうすればよいのか話し合ってください。
2校時、1年生の算数の授業を参観しました。内容は、「黄色の折り紙と緑の折り紙はどちらが多い?」について考える授業でした。めあては、「何枚多いか考えよう」です。みんなで引き算の式の意味を考えました。
子どもたちはこれまで学んできた知識をフル活用して問題に挑みます。
「3枚多いと5になっちゃう。」
「8枚から3枚とると5になる!」
「残りは5枚だから・・・。」
「緑の紙を3枚足すと、緑も8枚になるから・・・。」
1年生なので獲得している言葉(語彙)も少ないので、自分の考えをわかりやすく友達に伝えようとしますが、思うように伝わりません。それでも一人一人の考えに耳を傾け、全員が、「その考えとは違う。」「私の考えと同じ。」等と反応していきます。教室内には、「あー、わかった。」と言っては挙手をする姿が途切れませんでした。
担任も教室の様々な場所に立ちながら子どもたちの声に耳を傾け、声に反応していきます。時には、子どもたちに寄り添い考えを引き出そうとします。
このように子どもたちが安心して発言ができるのは、友達が自分の言葉を受け止めてくれるという安心感があるからです。島田小学校の各教室では発達段階に応じて様子は違いますが、子どもたちが安心して発言している姿が見られます。子どもたちの頑張りと、職員の頑張りに拍手を送りたいです。
中休みに児童会役員の子どもたちが、協力しながら児童玄関の掲示板に掲示をしていました。全校児童一人一人が考えた「マイゴール」です。
児童総会でも確認した令和7年度児童会テーマ「思いやりの花を咲かそう」を実現するための取り組みの一つです。明るく元気いっぱいの島田小学校をめざして、自分を見つめ直し思いやりの行動を増やすための取り組みです。「どんな自分になりたいか」を想像して内容を書きました。言葉に目を向けると、
1,2年生・・・「仲良く遊ぶ」「人が喜ぶことをする」「いろいろな学年に優しくする」
3,4年生・・・「ごめんなさい、ありがとうを毎日言う」「人の目を見てあいさつする」「周りをみて行動する」
5,6年生・・・「低学年と中学年の手本になる」「相手の気持ちを考えて行動する」「勇気を出して普段話しかけな
い人にも話しかける」「自分から笑顔であいさつする」
等の言葉に出会いました。高学年では周りを見て下級生のために行動しようとする内容が多く、低学年では自分が頑張りたいことを書いています。島田小学校に多くの思いやりの花が咲くことを願っています。
高気圧の影響で、昨日県内7カ所にある観測地点で猛暑日を記録しました。甲府市では38.2℃となり全国で一番の暑さだったようです。
本校でも、昨日、今日とWBGTの数値をみながら校庭、体育館での体育の授業や、遊ぶことを制限しました。子どもたちにとっては友達と思い切り体を動かして遊べないのは寂しいですが、我慢をしてもらいました。
暑さに体が慣れていないこの時期に一番危険を感じます。子どもたちの健康・安全を守れるように判断していきたいと思います。皆さんもご自愛ください。
人権擁護委員の皆さんをお迎えして、音楽室において2校時に1~3年生、3校時に4~6年生が人権教室を行いました。「人権」という言葉はよく聞きますが、学年の発達段階に応じて考えを深めることができました。
1~3年生は、「むしむし村の仲間たち」というビデオを見た後、「感じたこと」や、登場人物の気持ちの変化を通して、「誰にでも得手不得手はある。相手の気持ちになって考えることが大切である」ことを学びました。
感想発表では、
「最後、みんなが仲良くなってよかった。」
「みんなが思いやって、お互いの気持ちを聞くことができた。」
「かまじろうが変わって優しくなった。」
等の意見が発表されました。
最後は、人権キャラクターである「まもる君」と「あゆみちゃん」のストラップや、ノートをいただくと子どもたちは大喜びでした。お礼をした後退出する時は、委員の皆さんとハイタッチをしてお別れしました。
高学年は「名前・・・それは燃える命」というビデオを見て、一人一人が感想をワークシートに書いた後、縦割り班ごとに意見交換しました。上級生が中心となって話し合いを進め、一人一人が自分で感じたことを伝え合いました。話し合いには擁護委員の方にも参加していただきました。
班の意見を代表が発表すると、
「自分の名前の大切さや、大事なことがよくわかった。」
「親がつけてくれた名前を大切にしたい。」
「名前は個性のひとつ。これからも大切にしていきたい。」
「相手の気持ちを考えて、相手が嫌がる呼び方はしない。」
等の意見が発表され、考えを深めることができました。
島田小学校の子どもたちは、普段からお互いを尊重し合いながら生活している姿をよく見かけます。「相手を思いやる気持ち」をこれからも大切に育ててほしいです。
3週間にわたる教育実習が、本日最終日となります。実習生にとっては、あっという間の3週間だったにちがいありません。実習生を迎え入れることは、私たち職員にとっても大きな刺激になることは以前もお伝えしました。もちろん、子どもたちにとっても貴重な機会となりました。互いの様子を見ていると、すっかり距離も縮まり良い関係性がみてとれます。
毎日記入する実習日誌の中には、
「授業における発問の大切さを実感した。問いが曖昧であると児童が質問の意図を正確に捉えづらいので、より具 体的でわかりやすい言葉を選ぶ力を高めたい。」
「明確な流れを思い描いていたが、実際には予想と異なる反応や展開となり、授業は『生もの』であり、その場で子どもの様子に応じた柔軟な対応力が求められることを実感した。」
等々、素直な気持ちがつづられていました。しかし、終日経営が終わった日には、
「1日を共に過ごすと、子どもたちが成長する小さな瞬間がいくつもあり、自分の声かけや授業の工夫が学びにつながっていると感じられる場面があり、嬉しく思った。」
と成長を感じさせる内容を書いていました。これらの内容は教師としてのやりがいや、大切な心構えと言えます。
この3週間は、子どもたちにとっても実習生にとっても職員にとっても貴重な日々となりました。3年生は3時間目にお別れ会をしたようですが、涙涙のお別れ会になったようです。
今年度の林間学校は、7月10日、11日に計画しています。本校は4,5年生が参加し、2日間の活動を行います。5年生は昨年経験しているので、4年生にとっては心強い存在です。
取り組みは、5月9日(金)からスタートしました。5年生に昨年の様子や八ヶ岳はどんなところか話してもらった後、学習ゴールを「林間学校がもっと楽しくなるように、八ヶ岳の秘密を探り、( )で3年生に伝えよう」と設定し、学習班ごとに計画を立てて調べ学習をしました。テーマも班によって様々で、「自然」「景色」「生き物」「花」「山」「食べ物」「高原野菜」「ウイスキー」等がありました。
6月9日(月)には、調べた内容を発表しました。学習テーマにある( )の中に入るであろう「ポスター」「パンフレット」「大型パンフレット」「グーグルスライド機能」「キャンバスライド機能」等の方法を用いて資料をまとめ発表しました。内容は4分間以内で発表し、多くの班がクイズを取り入れて内容の振り返りました。相手を意識した内容はわかりやすく、参考資料も紹介できました。どの班も協力して発表でき立派でした。発表が終わり担任から
「3年生に伝えるために他に工夫できることはあるかな?」
という問いに、
「実際に見てきたことをもとに、内容をもっと詳しくしたい。」
「体験してきたことを付け足して内容をまとめたい。」
と答え、4,5年生の参加意欲はもっと高まりました。八ヶ岳の自然の中で、どのような体験をすることができるのか楽しみです。
本日、5,6年生が実施したシャトルランを最後に、スポーツテストが終了しました。ご家庭での体調管理等、大変ありがとうございました。
運動面において、小学生の段階は「ゴールデンエイジ」や「プレゴールデンエイジ」と呼ばれる重要な期間です。特定の競技に特化するよりも、多様な動きを経験し、体の使い方を学ぶことが大切と言われています。調整力と呼ばれる「リズム能力」「バランス能力」をはじめ、
走る: スピード、持久力、方向転換。
跳ぶ: 跳躍力(高さ、距離)。
投げる: 投球フォーム、距離、コントロール。
捕る: ボールなどを確実に捕らえる能力。
蹴る: ボールを蹴る技術(正確さ、強さ)。
支える・ぶら下がる: 体重を支える筋力、体幹の安定性。
等の「感覚づくり」も大切です。
特に、遊びを通して身につけられることは多く、最も効果的で自然な方法です。
鬼ごっこ: 走る、止まる、方向転換、判断力、反応能力。
だるまさんが転んだ: バランス、静止、反応。
縄跳び: リズム能力、跳躍力、全身運動、持久力、調整力。
ボール遊び:ドッジボール、サッカー、バスケットボール、キャッチボールなど
ブランコ: バランス、タイミング、体幹。
うんてい: 握力、腕の力、体幹、ぶら下がり。
すべり台: 空間認知、身体の使い方の調整。
公園での自由遊び: 木登り、砂山を駆け上がる、落ち葉の上を走るなど、自然の中での多様な動き。
等々です。
本校の児童は、休み時間になると校庭で遊んでいる子が多くいます。友達と関わり遊ぶ中で、様々な体験を重ね運動感覚を高めてほしいです。
ロングの時間に全校集会を行い、子どもたちにクイズを出題しました。問題は、「この数字に関わる人は誰でしょうか?」というものです。
「2471」「444」「89」「6月3日」「3」
答えは、ミスタープロ野球長嶋茂雄さんになります。子どもたちは「3」で気づき答えていましたが、最初はわからなかったようです。やはり世代が違います。職員の方が先に答えがわかりました。
長嶋さんの「ファンの皆さんのために一生懸命プレイする」という考え方を大切にしていたことを伝え、「自分のために努力も必要だけど、周りの人のために頑張るとより成長につながる」ことを伝えました。次に、
「学校で、みんなのために頑張っている人はだれ?」
と問うと、
「お父さん、お母さん」「おじいちゃん、おばあちゃん」「先生」
と答え、「他には?」という問いに4年生が「児童会の人たち」と答えました。「児童会、特に、6年生がみんなのために頑張っていること」を再確認しました。だから、6年生はすごいんだよ、と。最後に、
「みんなは誰かのために頑張ってることはありますか?」
と問うと、1年生がすぐに手を挙げ、
「家で料理を手伝うことがある」「風呂掃除をすることがある」
と教えてくれました。また、4年生からは、
「友達が迷っていたらゆずったりする」「授業中に困っていたらアドバイスする」
という心優しい言葉を聞くことができました。これからも「自分のために努力すること」「周りの友達のために頑張ることができる力」を伸ばしてほしいです。
2校時、教育実習生が研究授業を行いました。職員もできる限り参観しました。これだけ大勢の視線を浴びると、子どもたちも実習生も緊張したと思いますが、いつも通りの一生懸命取り組む姿を見ることができました。
今日の内容は、402-175の計算をどのように解くかを考えました。初めて引かれる数の十の位が0になる問題に挑戦しました。子どもたちにとって初めて挑戦する問題は、正解がきちんと求められるかどうか不安を感じるものです。前回までの授業内容を活かして解くこともできれば、迷うこともあります。しかし、3年生は全員が自分の答えを求められました。その後、ペアで説明し合ったり、学級全体で確認し合ったりしました。答えを間違えてしまった場合は、友達や教師の説明を聞いて修正できれば良いのです。自ら挑戦し、間違えを大切にできるたくましい子どもたちに成長してほしいです。
また、3年教室には自分の意見を受け止めてくれる安心感があるので、どの子も発言、説明することができています。授業づくりと学級づくりの両方が大切であると言われていますが、3年生は順調に成長しています。
職員にとっても実習生の授業参観は自分の授業を振り返る大切な機会です。実習生の一生懸命取り組む姿を見ることが初心を思い出すことにつながるからです。島田小学校は有意義な時間を過ごしています。
今日も主役は5年生です。午後から沢松地区にある講師の方の田んぼで田植え体験を行いました。5年生の田植え経験者は2名、初体験の児童が10名いました。田んぼへ向かうバスの中から、5年生の気持ちも高まっていました。田んぼに到着すると、講師と栄養教諭の先生が出迎えてくれました。今日の流れや「田の神様」と「稲の神様」の話を聞き、体験はスタートしました。
まず、トラクターで行う代かきの様子や、田植機による田植えの様子を見せていただきました。子どもたちからは、「おー。」という歓声があがりました。次に、苗を等間隔に植えられるように、結び目をつけたロープの活用方法を教えていただいたり、靴下の上から輪ゴムをかけて、泥の中で滑りにくくなるように準備をし、いよいよ田んぼに入りました。
「なんかヌルヌルする。」
「水が気持ちいい。」
「足が抜けない!」
という声が聞こえてきました。足を取られて滑りそうになり、バランスをとっている子もいました。
回数を重ねるたびに手つきも上手になり、稲を植えることができました。手元に稲がなくなると、互いに声をかけ合い、
「稲をとって!」
と叫び、手渡しで手元に届けます。自然とコミュニケーションも生まれ、にぎやかな田植えとなりました。
帰りのバスに乗るまでに、5年生に感想をたずねると、
「楽しかった。泥がヌルヌルして気持ちよかったし、田んぼに入るときやっちゃいけないことをしているようで
ちょっとドキドキした。」
と教えてくれました。次の活動は、「稲刈り」になります。どのような米が収穫できるのか楽しみです。
本日、6校時に5年生と、保護者の皆さんがダンス教室を行いました。ベリーダンス教室を主宰されている講師に来校していただき、体育館で体験しました。
テーマは、「心と体と魂をつなげて楽しむ」です。
「感じていることを体で表現することと、個性を引き出せるように頑張りしょう。」
と講師に励まされながら楽しみました。
始まってすぐは表情が固かった5年生親子ですが、時間の経過とともに講師の語りにも引き込まれ、どんどん笑顔になっていきました。
ストレッチをした後に肩をたたき合ったり、「気を送り合うゲーム」をしたりして心をほぐしました。次に、全員が円になって手をつなぎ互いに声をかけ合ってほどいてみたり、音楽に合わせて動きを速くしたり、遅くしたり動いたりもしました。ゲームをはさんだ後、最後はペアを作って同じ動きをし合ったり、親子で真似し合ったりしました。講師の
「普段と違うママの意外な一面が見られたかな?」
という言葉に子どもたちも笑顔になりました。ダンス教室が終わった後には、心地よい疲れとともに体育館には笑顔が広がっていました。
6月4日は「虫歯の日」とし、健康な歯について考える機会となりました。保健室前の掲示板にも養護教諭が掲示をしました。本日、スクリレにて明日実施する歯科検診についてもお知らせしました。
今日の給食メニューは「カミカミ給食」となり、玄米ご飯、牛乳、カツオのスタミナ焼き、凍り豆腐のふくめ煮、白菜の味噌汁でした。1~3年生の教室をのぞきましたが、普段より少し固めの食材を子どもたちもよく噛んで食べていました。歯を健康に保つためにはどうすれば良いか考える機会にしてほしいです。
6月になり、1学期も折り返しを迎えました。
今日から水泳学習が始まり、5,6年生が初泳ぎを楽しみました。今年も上野原スポーツプラザ市民プールに出向き、コーチの皆さんに指導していただきます。
今日は、準備運動から始まり、けのび、バタ足、ビート板を使ったバタ足や腕の動かし方、クロールの呼吸方法を学びました。子どもたちはコーチの指導をしっかり聞き、練習に取り組みました。水中なので自分のイメージ通りに体を動かすことは大変ですが、皆笑顔で取り組むことができました。
今後、1~4年生も順次入水していきます。学年ごとに学ぶ内容は違いますが、水泳学習に楽しく取り組んでほしいです。
本日、午前中にことぶき勧学院の皆さんに体育館を掃除していただきました。普段、子どもたちだけでは目の行き届かない場所を丁寧にしていただきました。玄関、舞台の上、窓や窓のサッシ、2階の窓等の場所です。掃除後、体育館に入ると、体育館の中がいつもより明るく感じました。
生徒さんの中には、島田地区にお住まいの方もいて、感想発表の中で
「母校を皆さんにきれいにしていただいて嬉しいです。」
と述べていました。子どもたちも月曜日から気持ちよく学習ができそうです。作業中でしたが、体育を終えた3,4年生が「ありがとうございます。」と声をかけたようで、そのことも嬉しかったと話してくださった方もいました。
今年初めての授業参観を行いました。
1年生は大忙しで、給食試食会、GIGA開き、授業参観を行いました。忙しかったと思いますが、1年生の表情は明るくお母さん達が来てくれた嬉しさで笑顔がいっぱいでした。試食会では給食の味を親子で確かめながら食べました。「おいしいね。」という声も聞こえてきました。授業参観では教室で入学して取り組んだ中で一番楽しかった「爆弾ゲーム」を親子で楽しみました。
2年生は図工で作った衣装の発表会と踊りの披露をしました。3年生は国語で物語の読み取りを、4年生は割り算の筆算、5年生は説明文の内容を読み取るためにcanvaを利用して課題設定をしました。6年生は室町幕府の文化について一人一人が調べ、内容を発表し合いました。
どの学年にも笑顔あり、緊張した表情ありと様々な表情に出会うことができましたが、一生懸命学びにむかっている姿はどの学年も同じでした。高学年ではタブレットを活用したり、自席を離れて相談し合う姿も見られ、学校での日常生活の一端をお見せできたと思います。
保護者の皆様には、日頃より本校の教育活動に対してご理解とご協力をいただいていますが、今後とも宜しくお願い致します。
1年生もタブレットの持ち帰りを見据えて、使い方を学んでいます。ひらがなの学習と並行して取り組みを進めていくのは、やはり時代でしょうか? 10年前には考えられない学校での光景です。このような取り組みができるのも、毎週月曜日に来校して指導してくださる上野原市ICT支援員の方の存在が欠かせません。
5月12日にパスワードの入力方法、19日にミライシードへのパスワードの入力方法を学びました。26日にはクラスルームへの入室方法を体験して学び、Formによるアンケートにも答えることができました。
大型モニターに提示された内容に従って、子どもたちはどんどん作業を進めていきます。わからないことがあると、
「先生、わかりません。」
ときちんと伝えることができました。これも大切な行動の一つです。
明日の授業参観で家族の方と改めてGIGA開きを実施し、今後は、授業中にミライシードのオクリンク機能を学んだり、ドリルパークで練習問題を解いたりします。そして、6月からの持ち帰りに備えます。すでに、2年生以上は次の日の予定、宿題、持ち物等の確認は各担任から送信された内容をタブレットで確認しています。1年生の活動が同じようになる日も近いです。タブレットを文房具の一つとして扱いつつある島田小学校の子どもたちはすごいです。
本校の学校林において、3,4年生が講義、ブランコ体験、ネイチャーゲームに取り組み、5年生が間伐に挑戦しました。
3,4年生の活動には都留文科大学から講師をお迎えして講義を受けました。子どもたちは興味津々に話を聞き、五感を使って学ぶことができました。講義では、ウサギとムササビの糞の違いを見比べたり、鹿が食べた葉を見せながら骨格を説明したりしてくださいました。
また、設置されているブランコに乗る時は、恐る恐る体をあずけて乗っている子や、大声で叫びながら乗ったり、足を大きく振ってスピードを増して乗ったりする姿が見られました。
5年生はのこぎりを使って間伐材の根元に切り込みを入れ、直径約20cmの木を切り倒しました。図工でのこぎりを使った勉強する機会はありますが、生の木は思うように切れず苦戦した子もいました。しかし、全員の力を合わせて切れ込みを入れ、最後はくくりつけたロープを全員で引っ張り倒しました。倒し終わると大きな歓声が山中に響きました。学校に帰る途中で、
「間伐が楽しかった。また、やってみたい。」
と話してくれた子がいます。一つ一つの体験が子どもたちに様々なことを考える機会になっています。講師の先生も「島田小学校の子どもたちの様子を見ていると、体験が生活の中で活きている。」
と子どもたちの姿を誉めてくださいました。
島田小学校では、本日から教育実習がスタートしました。実習生は本校の卒業生で、子どもたちの先輩です。これから3週間3年生と一緒に過ごす中で授業づくり、学級指導、給食指導、児童への言葉がけ等々、多くのことを学ぶことになります。
子どもたちも楽しみにしていたようで、
「先生、中休みに一緒に遊ぼう。」
と声をかけて誘っている姿を見かけました。実習生にとっても、子どもたちにとっても、職員にとっても実りの多き3週間になることを願っています。
「僕には違う学校に結婚相手がいるんだ。名前を教えてあげようか?」
目的地に向かうバスの中で、1年生に問いかけられながらスタートした遠足。天気を心配しましたが、予定通り桂川ウエルネスパークに出かけました。バスの中では、初めて遠足に参加する1年生も気持ちが高まっていたようです。
ウエルネスパークに到着すると、「ウオークラリー」と「遊具遊び」をしました。ウオークラリーでは2年生が中心となって3つのグループに分かれてコースを回りました。互いに声をかけ合い相談しながら答えを考え、ワークシートに記入していきました。遊具遊びではたくさん汗をかきながら走り回りました。滑り台を滑ってはまた駆け上がり飽きずに楽しみました。まさに、子どもは遊びの天才です。
一区切りつくと、楽しみにしていたお弁当とおやつの時間です。10時30分頃には、
「お腹がすいた。もう食べたい。」
と話していた子もいたので、味も格別だったと思います。今日は誕生日の友達がいたので水筒で乾杯した後、おいしくいただきました。ご家族の皆さん、いつも準備をありがとうございます。
社会科学習の一環として、3年生が1日かけて市内巡りに出かけました。目的は「自分たちが住んでいる上野原市に存在する地区と、その様子を学ぶ」「公共の施設の働きを学ぶ」です。目的地は「八ツ沢発電所」「市役所・文化ホール」「市立図書館」「ふるさと長寿館」「談合坂サービスエリア」「大野貯水池」の順に回りました。
出発式では、
「五感の中で、特に目(見る力)を使って見学してきてください。」
と送り出しました。3年生も良い笑顔で返事をしました。
はじめの会が終わると、2年生は児童玄関で、1年生は教室から、
「行ってらっしゃい!」
「気をつけて、行ってきてね。」
と声をかけていました。その声に気づくと、5年生も教室の窓からのぞき込みながら、
「行ってらっしゃい。」
と見送っていました。このアットホーム感は、島田小学校の自慢できるところです。
市役所ではたまじまるの登場に大喜びしたり、市長室に入らせていただき、市長さんの椅子に座りながら一緒に写真も撮らせていただいたりしました。
いつも元気な3年生も学校に帰ってくると、さすがに疲れていましたが、多くの学びを得たようです。今後は見学して学んだ内容を活かして、改めて上野原市の様子について確認します。どのような気づきがあるのか楽しみです。
1~3校時に全校でスポーツテストを実施しました。体育館では「上体起こし」「長座体前屈」「反復横跳び」「立ち幅跳び」、校庭では「50m走」「ソフトボール投げ」を計測しました。
縦割り班ごとに行動し、6年生の指示のもと各場所に移動して記録を計測しました。初めて取り組んだ1年生は大変でしたが、反復横跳びの様子を見ていると、6年生と向かい合って手をつなぎながら足を運ぶリズムを体験した後で挑戦しました。
ソフトボール投げはどの子も苦戦していたように感じます。「投げる」という動作は普段の生活の中ではなかなかない動きなので個人差が出やすいものです。右投げの児童が右足を出しながら投げたり、ステップを踏んでも投げるタイミングが合わなかったりしていました。小さい頃から様々な感覚を身につけることは大切です。それでも学年が上がるにつれて形になっていきます。子どもたちには運動にしても学習にしても仲間作りにしても様々な体験を重ねてほしいと感じました。
昨日から急に気温が上がり、本校でもWBGTを計測する機器(暑さ指数)を設置しました。また、本日扇風機の準備をして各教室に置きました。これからますます気温が高くなる状況が続くと予想できますが、安全に生活できるように配慮していきたいです。
本日、15時00分から図工室において第1回学校運営協議会を開催し、12名の委員の皆様に集まっていただき熱心な熟議をしていただきました。
今年度の学校運営基本方針を承認していただいた後、「学習支援」「環境支援」「安全支援」のグループに分かれて情報交換を行いました。私は「安全支援」グループに参加しましたが、様々な視点からの意見は学校職員では気づかないような内容ばかりでした。なかには児童の登下校の様子を紹介してくださった方もいました。地域の方が温かく見守ってくださる様子が伝わり、嬉しく思いました。
その後、各グループから意見が発表され、全体で内容を確認しました。確認が終わると、
「多くの意見が出されたので、今年は実現できるように頑張りましょう。」
という声が上がりました。今後、地域の皆様を中心に保護者、学校と力を合わせ取り組みを進めたいと思います。
睡眠もしっかりとり、寝起きもすっきり。修学旅行2日目がスタートしました。朝食もしっかり食べました。笑顔がはじけています。
最初にむかったのは、箱根旧街道(杉並木)です。社会科でも勉強する五街道の一角を歩きました。樹齢100年はこえているでろう大木が並ぶ中を歩きました。
箱根の関所に到着すると、再現された施設を見学しました。ここでも事前学習で学んだ内容を担任と子どもたちが確認している姿が見られました。
「出女って、今じゃ信じられないな。」
とつぶやきも聞こえました。
小田原城見学の後は昼食を食べて、「本間寄木細工」体験を行いました。全員が一言もしゃべらず作業に熱中して世界に一つだけのコースターを作りました。
最後の見学地は大涌谷です。ロープウェイに乗って山頂に向かい、ジオミュージアムも見学しました。展示品にも興味津々で説明もしっかり聞きました。
展望台に到着すると、雲の切れ間から富士山が顔を出しました。子どもたちの到着を待っていたかのようです。
最後の記念写真をとり、バスに乗って帰路につきました。バスの中では、
「もう一泊したいなあ。」
という声が何度も聞こえてきました。子どもたちにとっては学び多き、有意義な修学旅行となりました。この体験は子どもたちにとってかけがえのない宝物になったことでしょう。
15日、いよいよ6年生が楽しみにしている修学旅行がスタートしました。14日の結団式では、
「ハプニングが起きたら、全員で乗り越えよう。」
と励ましたが、笹子トンネル内で起きた火災により、バスの到着が遅れるというハプニングに見舞われながらも子どもたちは元気いっぱいに1日目をスタートしました。
圏央道を抜けて海沿いをバスが走ると、さらに気持ちは盛り上がります。
「海だ、海だ。」
「(海岸を)犬も走っている。かわいい。」
「泳げば外国にたどり着く?」
等と話していました。海の中にブルーシートが落ちていることを発見すると、
「あれは海洋汚染になるね。SDGsに反するね。」
と会話し、普段の学習する姿が浮かぶほどでした。
昼食をとった後は、楽しみにしていた鎌倉散策です。しっかり準備をして臨んでいましたが、それでも自分たちだけで行動することは不安になったのか、
「本当に先生たちは来ないの?」
と尋ねてくる子もいました。しかし、散策が始まると相談しながら計画通りに行動し、ゴールすることができました。
夕飯をとり、部屋で荷物の整理、しおりの記入が終わった後は、楽しみにしていた自由時間にトランプをしたりして過ごしました。翌日に備えてしっかり睡眠もとりましたが、きっとたくさんの会話を交わしたことでしょう。
6年生は明日から修学旅行に出発します。中休みに6年教室において結団式を行いました。
新年度がスタートして下級生のために頑張ってきた6年生が、自分たちのために活動できることの一つが修学旅行です。準備も全て整い、結団式も粛々と行われました。
団長の話を聞いているとき、大きくうなずきながら話を聞いている姿、職員からの問いかけにしっかりとした返事をする姿を目にすると、期待の高さがうかがえます。
明日は全員で計画を立てた鎌倉散策を予定しています。天気も心配ないようです。きっと子どもたちの願いが伝わったのでしょう。どのような旅になるのか楽しみです。
1,2校時に5年生が初めての調理実習に取り組みました。ゆでる調理を学ぶために青菜とジャガイモをゆでて試食しました。
「家でも家族と一緒に調理したことはあるかな?」
という問いに、
「いつもしてる。味噌汁やサラダを作ったりしてるよ。」
という子もいれば、
「あんまりやらないなあ。」
と話してくれる子もいました。子どもによって経験差はあるようです。
様子を見ていると、ガスを着火させるのもおっかなびっくりだったり、水が沸騰した鍋におそるおそる青菜を入れたりしました。青菜やジャガイモを切るときもゆっくり包丁を動かして慎重に切りました。
試食をすると
「うん、おいしい。」
「まだジャガイモがちょっとかたかったかな?」
「ゆで加減はちょうど良いと思う。」
という声が聞こえてきました。ジャガイモに串を通してかたさを確認するときも、
「どのくらい(のゆで加減)がいいのかなあ?」
と確認し合う班もありました。それでも自分たちで調理した味には満足したようで、「おいしい、おいしい。」
と言って完食しました。
朝、子どもたちを出迎えるために歩いていると、プールからカエルの鳴き声が聞こえてきました。
近くの畑にはジャガイモの小さな紫色の花を見つけることができました。立夏も過ぎ、生命力溢れる季節になりました。教室でも同様に活気が満ちています。
1,2年教室では、算数の授業を行っていました。1年生は「いくつといくつ」、2年生は「引き算の筆算」に取り組みました。1年生は、「6は1といくつ」について考え、その理由を発表しました。また、挿絵を見たり、指で数えたり、友達の考えを聞いたりして問題を解きました。時には、担任とやりとりをしたり、友達と教え合ったりしながら答えを考えています。教室のあちこちからつぶやきが聞こえ、盛り上がりました。
2年生は対照的に静かな教室の中で、「引き算の筆算」を集中して解いていました。直前まで解き方を確認し、その方法を活かして自力で解いています。鉛筆が止まることはありません。
2年生も入学して今頃は、「いくつといくつ」を学んでいたはずです。1年間の積み重ねがどれだけ子どもたちを成長させているかを実感しました。学校では年間約1000時間の授業が展開されます。その積み重ねが1年後、子どもたちをさらに成長させていることを想像すると本当に楽しみです。
6校時、4,5年生がいずみの時間(総合的な学習の時間)に林間学校に向けて準備を進めました。本日は2時間目になりますが、学習の目的を知り、調べる内容を決め、グループで話し合う活動を行いました。
学習の目的(ゴール)は、「林間学校がもっと楽しみになるように、八ヶ岳の秘密を探り、( )で3年生に伝えよう」です。八ヶ岳の秘密には何があるのか話し合うと、「作物」「名物」「生き物」「植物」「土地の利用」等、多くの意見を発表できました。子どもたちの発想は、これまで学習した生活科、社会科、理科の学習内容が活きています。
意見が出し終わると、どのような方法で3年生に伝えるか出し合いました。「スライド」「パンフレット」「リーフレット」「新聞」等の意見が出ました。担任が実物を用意してあり、子どもたちの発想を助けていました。新聞の書き方は、4年生が現在国語で学んでいる最中です。国語の学びも活かせることになります。
その後、グループ単位で内容と伝える方法を話し合いました。どの班も5年生を中心に、4年生も自分の意見を伝えながら話し合いました。どの班も活発に話し合い、盛り上がっている姿が見られました。とても楽しそうでした。班によっては頭をつき合わせながら話し合っていました。
学習の目的は明確になりました。これから各グループで調べたり、比較したり、まとめたり、話し合ったりしながらゴールに向けて取り組むことになります。八ヶ岳の様子について深めつつ、3年生に何をどのように伝えることができるのか楽しみになりました。
体育の授業で3,4年生が鉄棒に取り組みました。ペアになってぶら下がり技をしながらじゃんけんをしたり、補助逆上がり、逆上がり、下り技に挑戦したりしました。上がり技である「膝掛け振り上がり」にも挑戦しました。
体育の授業づくりをする上で、「運動の二極化」がキーワードになっています。普段から運動に慣れ親しんでいるか、そうでないか。一つの種目に特化して取り組んでいるか、多様な種目に取り組んでいるか等です。その中で、体育の授業では「感覚づくり」を大切にしています。自分の体の仕組みを理解し、よりよく動かせるように多くの経験ができるように工夫しています。
初めて取り組んだ「膝掛け振り上がり」のポイントとして「伸ばしている足を大きく振る」ように助言がありました。子どもたちの様子を見ていると、なかなか思うように足が振れない子もいるようです。しかし、中休みになると、数人の4年生が鉄棒に向かい、練習している姿が見られました。やはり、できるようになりたい気持ちは強いのです。9歳、10歳は運動を体験する時期としては、ゴールデンエイジと言われます。子どもたちの「できるようになりたい。」という気持ちを大切にし、運動好きな子どもたちを育てていきたいです。
2校時、5年生が初めて英語テストを受けました。タブレットを活用してのテストでした。担当教諭から説明を受けた後に取り組みました。内容は、「聞き取り」「書き取り」等です。タブレットでQRコードを読み込んで準備完了です。問題はCDで流し、問題用紙とタブレットの画面を見比べながら解答していきます。初めてのテストとはいえ、タブレットの扱いは手慣れたもので次々に問題を解いていきます。
「タブレットは文房具の一つとして扱えるように」
と言われますが、子どもたちの姿を見ていると本当に手慣れています。担当教諭がテスト後に、
「テストは紙とタブレットのどちらがいい?」
と尋ねると、子どもたちは全員が、
「タブレットがいい。」
と答えたそうです。また、
「初めてのテストはどうだった?」
と尋ねると、
「楽しかったし、楽々答えられた。」
「タップする方が簡単に答えられると思う。」
という返事でした。グローバルな社会を過ごす子どもたちに、これからもコミュニケーションを図る基礎を身につけるとともに、考える力を身につけてほしいと感じました。
GWが終わり、今日は子どもたちも疲れているだろうと心配しましたが、皆、元気いっぱいでほっとしました。
休み時間になれば、いつも通り学年の枠をこえて遊んだり、給食もしっかり食べたりすることができました。
学習にも集中して取り組んでいる姿が見られました。
帰宅直前、玄関で準備をしていた1年生に、
「GWはどうだった?」
と尋ねると、
「温泉に行った!」
「いとこと遊んだよ。」
「パパとサッカーと楽しんだよ。」
「お肉とたこ焼きを食べた。おいしかった。」
と満面の笑顔で教えてくれました。
来週になると、6年生の修学旅行を皮切りに、校外学習も始まります。実りの多い学びとなるように、準備を進めたいと思います。
今朝は子どもたちが登校し玄関に入ると同時に雨が降り始めました。久しぶりの雨でした。
しかし、子どもたちは今日も元気です。休み時間になると、5年生が職員室のドアがノックしました。
「失礼します。5年の〇〇です。今日は体育館にいける先生はいますか?」
と尋ねてきました。体育館でドッチボールをするというのです。
体育館をのぞいてみると、すでに20人以上が集まってゲームがスタートしていました。3年生から5年生は本気でボールを投げ合っていました。その中を1,2年生がキャーキャー言いながら当てられないように逃げています。しかし、本気モードの上級生は1,2年生を決して狙おうとはしません。目の前にいてもです。対等な相手に向けてコントロール良く投げています。また、1年生には5年生が寄り添ってガードしている姿も見られました。ボールの流れが落ち着くと、
「投げてみる?」
と、1,2年生にも投げる機会も与えています。体育館に遅れてきた子を確認すると、自分から近づいていき、
「一緒にやる?」
と声もかけていました。声をかけられた1年生も嬉しそうでした。周りをよく見て行動している上級生の姿に感心しました。きっと、上級生も低学年の頃、同じように接してもらっていたのでしょう。休み時間の一場面にも伝統が脈々と生きていることが感じられました。
上野原市役所秘書課の依頼を受けて、市制20周年記念として次代を担う子どもたちに「私の好きな上野原」「未来の上野原市」というテーマで作文を書いてもらいました。
子どもたちの作文に目を通してみると、多くの思いがつづられていました。一部を紹介すると、
1年生「桂川が好き。自分の家の周りが好き。」
2年生「自然がいっぱいで、みんなが優しいところが好き。」
3年生「上野原市立図書館が好き。5歳の時に初めて行って今でも週に2回は通っています。」
4年生「家のすぐ近くにある田んぼが好きな場所です。富岡の田んぼと呼ばれとてもきれいな場所です。」
5年生「未来の上野原市は、ポイ捨てのない市になっていてほしいです。いつまでもきれいでいてほしいです。」
6年生「豊かな自然がある上野原市が大好きです。また、おいしい酒饅頭や、せいだのたまじも大好きです。」
という内容が書いてありました。一人一人の視点は違いますが、上野原市が大好きで、これからも大事にしていきたいという気持ちは同じです。いつまでも故郷を大切にしてほしいです。
本日、ロングの時間に体育館において児童総会を行いました。令和7年度の児童会テーマは「思いやりの花を咲かせよう」です。児童会本部からテーマを達成するための3つの柱が提案され、各学級で話し合われた意見を発表し、話し合いました。
初めて参加した2年生も緊張した面持ちでしたが、賛成意見をしっかり伝えられました。上級生になるにつれ、理由づけも具体的になっていきました。講評で教頭が、
「内容が確認できたので、今日が取り組みのスタートです。成果が残せるように1年間全員で頑張りましょう。」
と伝えました。1年間、取り組みの様子を見守り励ましていきたいです。
予測困難な時代を生きる子どもたちには、お互いの考えを理解し合い、より良いものを作り上げたり、生み出したりするために折り合いがつけられる人に成長してほしいと願っています。
3月は別れ、4月は出会いの季節と言われます。新学期がスタートし、あっという間に1ヶ月が経過しました。満開だった桜の木々には緑の葉が生い茂り、ビオトープの草木も新緑が鮮やかです。
4月は多くの方との出会いがありました。子どもたち、保護者の方をはじめ、上野原警察署、スクールガードリーダー、主任児童員、風の子スタッフの方々です。皆さんが口にされたのが、
「島田小学校の子どもたちのために頑張りますから。」
という力強い言葉です。学校にとっては何よりも心強い言葉です。学校だけではなく、地域とともに子どもたちの成長を支えてくださる環境があることに感謝する毎日です。
帯学習の時間、各学級の委員長、副委員長に教室で任命書を手渡しました。受け取った後、どのように頑張りたいか仲間に伝えました。
6年生「学級のために頑張ります。」
5年生「一生懸命頑張ります。宜しくお願いします。」
4年生「学級の一人一人が自信をもてるようなクラスにしたいです。」
3年生「クラスをまとめ、代表委員会で学級の意見をしっかり伝えたいです。」
2年生は初めての学級役員選出で、任命書を受け取るときも少し緊張していました。
4月30日(水)には児童総会を行います。彼らを中心にどのような意見を本部に伝えるのか楽しみです。
3校時、1年教室では「初めての名前書き」に挑戦しました。まだ、ひらがなも「つ」と「く」しか習っていませんが挑戦しました。
「うまく書けるかなあ。」
というつぶやきが聞こえてきましたが、担任が、
「全然心配いらないよ。だって、まだひらがなも全部習ってないから。全力で一生懸命書けば、それでOK!」
と伝えると、1年生にも笑顔が見られました。そして、
「次に書くときは、2年生になるすぐ前の3月。どれだけみんなが成長してるか楽しみだなあ。」
とも伝えました。
学校では、1年生の名前書きのように、子どもたちの1年後の成長した姿を見据えた上で、様々なことに取り組んでいきます。1年後、島田小学校の子どもたちがどんな成長を遂げているのか楽しみです。
ロングの時間に体育館において1年生を迎える会を行いました。2,3年生に手を引かれ、主役の1年生が入場し、席に着きました。お兄さん、お姉さんの視線を一身に受けると少し緊張が増し表情は堅くなりました。しかし、自己紹介では「名前」と「好きなこと」「好きなもの」をしっかり伝えることができました。
児童会本部役員の子どもたちが企画・運営し、本日のねらいは、「1年生との交流を深め、仲良くなる」ことでした。ゲームは「シロクマのジェンカ」を行いました。音楽が流れゲームがスタートすると、体育館の中に笑顔がどんどん広がっていきました。全校が一列になると、指名された人が意見を述べます。1年生は「好きなこと」「頑張りたいこと」、2年生~6年生は「島田小学校の良いところ」でした。1年生は「算数を頑張りたい」「国語が好き」と答え、上級生からは「みんなが仲良しのところ」「楽しいイベントがあること」「ビオトープがあるところ」「自然が豊かなところ」等の意見がありました。ゲームが終わる頃には、全員の表情が笑顔になりました。
最後に、5、6年生が作成した手作りプレゼントを1年生に渡しました。裏面には校歌が印刷されています。同じものは2つとないプレゼントでした。1年生はプレゼントを手に取ると、嬉しそうに眺めていました。最後に、1年生がお礼を伝えると、大きな拍手がわき起こりました。教室に戻ってからも
「(プレゼントは)一つ一つ違うんだよ。」
と嬉しそうに教えてくれました。仲間入りした9名の1年生を加え、全校58名、より仲を深めて毎日の学校生活を過ごしてほしいです。
今年度になって初めて避難訓練を実施しました。進級して教室が変わったので「避難経路」を確認することが目的の一つです。地震を想定した訓練でしたが、放送が流れた後、1年教室をのぞいてみると机の脚をしっかり持ちながら身を守っている姿が見られました。 避難行動をしている時も、誰一人おしゃべりをせずに避難することができました。
ここ数年、国内外で地震、台風、大雨等の自然災害が起きている状況が続いています。講話の中で、しっかり避難できたことを誉めるとともに、学校、登下校、自宅でもしっかり大人の話を聞いて行動するとともに、「自分の命は自分で守る」ことの大切さを再確認しました。
子どもたちの登校を出迎えて、校舎内に戻るとはつらつとした歌声が聞こえてきました。「どこの教室からだろう?」と思い、2階へ上がりました。歌声は6年教室から聞こえてきました。6年教室をのぞいてみると担任と共に大きく口を開けて歌っている姿がありました。
6年生が「当たり前のことを当たり前に」でき、下級生に手本を見せてくれると学校の雰囲気は俄然良くなります。その姿が1年間経過していく中で「新たな伝統」になっていくと思います。今年の6年生も期待大です。
先週前半は1年生が登校してくるのを見計らい、6年生が1年教室に出向き、お世話をしていました。毎年どの学校でも見られる光景です。6年生に見守られることで、1年生は学校生活を安心してスタートを切ることができます。おかげで、1年生の表情も柔らかくなり、日に日に笑顔が増えています。6年生にとっても自分たちが1年生の頃を思い出す機会になるとともに、最上級生としての「自覚」がさらに高まります。
本日、学年部会・PTA総会を実施しました。お忙しい中を多くの保護者の方に参加していただき、大変ありがとうございました。また、令和6年度に役員を担ってくださった皆さん、本当にありがとうございました。
令和7年度がスタートし、子どもたちも初めて一週間を過ごしました。1年生も日に日に笑顔が増え、学校生活を過ごしています。図工の時間に楽しく絵も描きました。眺めていると、こちらの心も和んできます。
今日の午前中の校舎内は静まりかえっていました。
6年生は「全国学力・学習状況調査」に挑戦し、2~5年生は「総合学力検査」に挑戦したからです。どのクラスも子どもたちは真剣な表情で問題に向き合っていました。問題を読んでは考え、答えが浮かべば解答用紙に書き込みますが、もう一度消してまた書き込む姿がどのクラスでも見られました。
どちらのテストも子どもたちにどれだけ学力(「知識・技能」、「思考・判断・表現」)が身についているのか確認する内容です。子どもたちの「学力Up」は大切です。同時に、島田小学校では「生活習慣力Up」「仲間力Up」を通して、数字では測れない「非認知能力」と言われる「自信」「やり抜く力 」「優しさ」「思いやり」「誠実さ」「協調性」「忍耐力」「リーダーシップ」「コミュニケーション能力」等の社会生活を送る上でも大切となる力も伸ばしていきたいと考えています。
昨日、1年生が入学して初めて給食を食べました。期待も高く、興味津々な様子が表情に表れていました。画像を見ながら、支度の手順、準備の仕方、配膳方法、トレイの持ち方、牛乳の運び方等を学び、準備しました。
牛乳庫に行き、担任が、
「1年生は10本と書いてある牛乳を選んで持っていくんだよ。9人なのになんで10本あるのかな?」
と問うと、
「だって、先生の分もあるから。」
とすぐに反応できました。
食べ始めると、静かに黙々と食べ進めました。少し落ち着いてくると、カレースープを頬張りながら、
「これ、うまいよね!」
と友達と話している声が聞こえました。これからもたくさん食べて、心も体もたくましく成長してほしいです。
休み時間になると、島田小学校の校庭は子どもたちの声が溢れています。
子どもたちはサッカー、雲底、ブランコ、鬼ごっこ等を楽しんでいます。しかも、学年関係なく異学年の子どもたちがふれあって楽しんでいる姿が見られます。
高学年の子どもたちは、下級生に声をかけている姿は頼もしい限りです。このようなふれあいが児童会行事の成功へとつながっているのだと感じます。
4月11日(金)、1年教室で1,2年生が生活科の学習をしました。1年生にとっては初めての合同学習だったので、担当教師の名前を確認しました。話題はその場に居合わせた私の名前は何かということになりました。
「校長先生の名前はわかる?」
という問いに子どもたちは困りました。すると、
「先生がいい方法を教えるね。まずは、隣の人と相談してごらん。それでもわからなかったら席を離れていいから
周りの人に聞いてごらん。」
子どもたちは隣に座る友達と相談を始めました。それでもはっきりとはわかりません。次に、
「もう一つ、方法を教えるね。校長先生にこっそり聞いてみるといいよ。それをみんなと伝え合ってごらん。」
子どもたちは次々と質問に来ては席に戻り、名前を伝え合っています。全員で確認すると、一人一人が大きな声で担任に伝えることができました。
「みんなすごいね。先生は何も教えてないのに、みんなで答えをみつけることができて、すごい。」
と誉められて、子どもたちは満足そうな笑みを浮かべていました。
今、学校では子どもたちが「学習の主体者」となって取り組める授業のあり方を模索しています。今回は「相談すること」「インタビューすること」「内容を伝え合うこと」という学び方を知りました。担任と子どもたちがこのようなやりとりを繰り返す中で子どもたちは「学び方」を身につけ主体者に成長していくと考えています。
4年生の玄関掃除
今年度から週2回となった掃除の時間ですが、4月9日(水)に4名の4年生と玄関掃除を一緒にしました。
ほうきとモップに分かれて手際よく掃除を進めていました。無駄なおしゃべりもせず、丁寧に道具を扱って掃除をしていました。尋ねると、今年になって初めてこの場所の掃除を行ったというので驚きました。
「すごい、手際がいいね。段取りもいいよ。驚いた。さすが4年生。」
と話しかけると、「そうですか。普通のことですけど。」と言わんばかりの表情を見せてくれました。
当たり前のことを、丁寧に、心を込めて取り組める島田っ子はすごいです。
教室に戻ると、担任に「校長先生に掃除で誉められた。でも、手際ってどういうこと?」と話していた4年生でした。
新任式・始業式
4月8日(火)、新任式を行い、5名の新しい職員と対面した後、1学期の始業式を行いました。
4月7日(月)に行った入学式の準備でも感じたことですが、
島田小学校の子どもたちの「座る姿勢」「話の聞き方」「気持ちの良い返事」は素晴らしく、
伝統の力を感じました。4年生以下の子どもたちには、
「ぜひ、これからも5、6年生の姿を見て、まねしてください。」
と伝えました。
子どもたちにとって、この日一番気になっていたであろう「担任発表」の時は、
体育館に子どもたちの期待があふれていました。1学年ずつ発表していき、
担任が列の前に立つと、とてもうれしそうな表情をしていました。
学校教育目標「げんきに なかよく たのしく」も確認しました。
「誰か覚えていますか?」
と尋ねると、6年生が答えてくれました。さすが、最上級生です。
その後、1つ言葉を贈りました。
「自分で決めて行動する」
という言葉です。学校生活や家庭生活を送る中で大事にしてほしいことと伝えました。
人が成長するときは、
「挑戦して失敗を取り返そうとした時」と「自分で決めて行動できた時」
だからであると理由も付け加えました。
最後の学年代表スピーチでは、2年生から6年生までの代表者が「春休みの思い出と新しい学年で頑張りたいこと」を発表しました。どの学年もしっかり準備ができていて、原稿を読むことなく自分の思いや考えを発表することができました。この様子も感動したことの一つです。
4月8日(火)、入学式を実施し、9名の新入生を迎えました。
会場に入場するときは緊張した表情をしていましたが、
呼名の時には大きな声で返事をすることができました。
記念写真を撮影するとき、
「入学式は緊張したかな?」
と尋ねると、笑顔でうなづいていました。
初めての学級活動が終わり、1年教室を出て児童玄関で親子で記念写真を撮影している頃には、
緊張感から解放され、すっかり笑顔になっていたので安心しました。
かわいい9名の新入生を迎え、2025年度は全校児童58名になります。
1年間で子どもたちがどのように成長していくのか楽しみです。
昨日、新任式、始業式と入学式を終え、2025年度がスタートしました。
本日も春らしい陽気の中、子どもたちは元気に登校しました。
子どもたちには、学校教育目標に掲げたように「げんきに なかよく たのしく」
学校生活が過ごせるように、職員一同全力を尽くて取り組みます。
保護者の皆様には、昨年度同様、学校教育活動に対してご理解とご協力をお願い致します。
1年間、宜しくお願い致します。
学校長